toococco's 女子ひとり旅!!

一人旅大好き♪ビールを求めて、祭りを求めて、世界遺産を求めて…43ヵ国分の思い出をつらつら書いてます(*´ー`*)週末は都内をふらふらさんぽしてます♪どうぞよろしくお願いします(o^-^o)

ひとり旅をマズローのお話から勧めてみる


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初めてのひとり旅 (エイムック 4390)

初めてのひとり旅 (エイムック 4390)

  • 発売日: 2019/06/25
  • メディア: ムック
 

 

ひとりた
こんにちは。

2020年も後半に入りましたね。

今年はオリンピックもなくなり、外出を自粛しなければならなくなり、夏でもマスクが手放せない・・・楽しみがどんどん奪われているうちに、あっという間に2020年が過ぎていました。

 

そんな中、徐々にですが、ついに国内旅行から解禁される様子が見られていますね。

もう皆さんは旅、されましたか?

 

 

 

新たな「withコロナ」とされる時代に新たなライフスタイルが求められる中、新たな楽しみとして「ひとり旅」はいかがでしょうか。

 

誰かと出かける、おしゃべりを楽しむというこれまで普通にしていたことが、少し、気になる、周りの目も気になる、以前と同じ楽しみなのに少し不安なんかもあって、今までと使っていた時間は同じなのに、ちょっと勿体なかったりすることがあります。

 

自分だけの時間の使い方に幅あるとそれだけでもこれからの時代も楽しく過ごせるかなと。

そこで「ひとり旅」をおすすめしてみたいのです。

 

 

ひとり旅はハードルが高いと思われる方も多いのかなと思うので、今回はひとり旅の不安を取り除いて、ひとり旅してみよう!!と思ってもらえそうなお話を、ちょっと真面目な感じでしてみたいと思います。

 

 

ズバリ、キーワードは「欲求5段階説」。

 

ひとり旅を心配される方から伺うことの中に「さみしい」「話し相手がいない」というものがあります。

 

心配になる原因は、人間に備わる欲求に関連があると考えられます。

皆さんはマズローの欲求5段階説」をいうのをご存じでしょうか。

 

人間には欲求が5段階あるといわれています。一番土台となる「生理的欲求」、それが確保されると「安全欲求」が満たされることが必要となり、「社会的欲求」、「承認欲求」、「自己実現の欲求」と一段階の欲求が満たされると次のステップの欲求を満たしたくなるというものです。

 

「安全欲求」を満たして安心な旅にする

 

ひとり旅が心配になるのは欲求の土台となっている「生理的欲求」が満たされた上で、その次の「安全欲求」と、その次の「社会的欲求」が満たされないことへの不安なのではと推察されるのです。

 

ということは・・・この不安を取り除けばひとり旅への不安がなくなるのかなと思うのです。

 

旅に関して、「安全欲求」、つまり身体の安全や環境、金銭面での安定を指すのですが、これが満たされないというのはつまり、安全なエリアかどうかや、予算はどのくらいか、ケガ、体調を崩すリスクがあるか・・・などがわからない状態ということになります。

逆を言えば、これを解決すれば一つ安心してひとり旅ができることに繋がるのです。

 

つまり、肝心なのは下調べになります。安全なエリア、危険なエリアを調べること。その旅先はどういう病気になりやすいのか、海外なら予防接種や食べ物の注意を知ることも大切ですし、国内旅行でも気温や天候など体調に関連することを知ることも大切です。あとは交通費、行きたい美術館や遺跡などのチケット代、食事の予算を知る。これも安全欲求を満たす大切な作業となるのです。

 

この下調べ、今、このお話を読んで頂いている方の中には面倒・・・と思われる方もいるのではないでしょうか。ですが、旅に出ると決めたらぜひ、是非、この作業をしていただきたいのです。

なぜなら、これらの作業自体が安全欲求を満たす行動の一つとなるのです。つまり、やってみるとハマる、夢中になりやすい行動・・・なので案外、面倒とは思わないと思います。

 

「社会的欲求」はひとり旅でも満たされる

 

「安全欲求」への不安がクリアできると次の欲求への不安、「社会的欲求」が満たされないことに対しての対処が必要になります。

 

「社会的欲求」とは、集団に所属することで安心を得ることになるのですが、ひとり旅でこの欲求が満たされないとは、つまり、「ひとり旅」の文字通り、ひとりでどこにも所属しない時間が長時間あることへの不安と考えられるのです。

 

この欲求が阻害されることが安易に予想できることから、ひとり旅をすることが難しく思えるのです。

 

ですが、最近はインターネットやSNSにより、ひとり旅でも誰かと連絡ができ、何かしら発信をすると反応を受けられるようになりました。

 

恐らく、電車の移動では無意識にスマートフォンを見てしまうでしょうし、友人とSNSでのやり取りがあるでしょうし、もしかしたら、残念なことに職場から仕事の連絡も入ってしまうかもしれません。

 

それにより、ひとりでいるという感覚がしにくく、また、旅先での現地の人たちとのコミュニケーションも会話のツールの発達(それがなくても)により安易になり、ひとり旅だけれども結局ひとりでずっといることは難しかったりします。

 

その為、この社会的欲求も満たされやすくなりました。

ひとり旅によく出かける人たちは特に、ひとりで出掛けても、この社会的欲求が満たされることを繰り返し体験しています。

そして、その欲求が阻害される心配がないと体験を通して知っているからこそ、不安なく繰り返しひとり旅に出かけられるのです。(もちろん、一番の理由はただ、楽しいからですが。)

 

そして特にSNSなどの発信と応答の確認は、その次の段階の欲求、「承認欲求」をも満たします。これはひとり旅でも、みんなで行く旅でも、どの旅でも満たせるので、満足を感じることができるのです。

 

と、ここまでは、ひとり旅への不安を取り除く観点からお話ししました。

 

下調べによる安全の確保、そしてインターネットやSNS(もしかしたら、旅で出会ったお世話焼きおばちゃんとの会話とかも)による社会的欲求が満たされることが、ひとり旅への安心に繋がるかと思います。

 

ひとり旅だからこそ満たされる「自己実現の欲求」

 

では、不安がないから私たちはひとり旅を続けるのか、と言われるとその答えはノーとなります。

 

先ほどちらっと上の方の行で「(もちろん、一番の理由はただ、楽しいからですが。)」と書きましたが、その一言に尽きるのです。

 

楽しい理由には、見たことのない景色、食べたことのないもの、出会うこともなかったであろう人との出会い・・・があります。

それに加えて、先ほどの「欲求5段階説」に戻りますが、ひとり旅では最上階の欲求である、「自己実現の欲求」を案外容易に満たすことができるのです。

 

自己実現の欲求」とは「自分にしかできないことを実現したい」や、「理想に近づきたい」という欲求なのですが、これはこれまでの4つの欲求が満たされた上で、はじめて満たすことができる欲求なので、結構、日常生活の中では満たしにくいものです。

 

ひとり旅では、当然のことながら他に意見を出す人もいないので、行きたい場所、やりたいこと、食べたいものもすべて自分の好きにできるのです。否定されない。暴走し放題(笑)。「自己実現の欲求」が満たされる・・・なんて真面目に書いていますが、つまり、やりたい放題。それが「自己実現の欲求」です(?)。

 

自分が立てた旅の計画は、誰が真似できるものでもないし、自分の理想と他の人の理想、旅の目的などは皆それぞれ違います。すべてを自分メイドできる旅、そしてそれをすべて終えて旅から無事に帰って来られた時、「自己実現の欲求」が満たされるのがひとり旅の魅力なのかなと思います。そしてその達成感がまた次のひとり旅のきっかけの一つになる・・・。

 

そんなわけでいろいろ書きましたが、案外ひとり旅は出来てしまうものなのです。そして徐々に慣れてくると安全の確保のコツ、ひとりで楽しむ、ひとり旅でも結局誰かとコミュニケーションを取るコツをつかんでハードルが下がっていくのです。

 

最後に

 

楽しみへの制限が多い昨今、新たなライフスタイルが提唱される中の一つに「ひとり旅」も入れてみてはいかがでしょうか。

 

願わくば、ひとり旅沼にドップリ浸かって、抜け出せなくなる仲間ひとりでも多く増えますように・・・(笑)

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

手軽な日帰りのひとり旅のお話なんかも今後書いてみたいと思います。よかったらまた見に来てくださいね。


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ひとり旅日和 (角川書店単行本)

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できるだけがんばらないひとりたび

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