toococco's 女子ひとり旅!!

一人旅大好き♪ビールを求めて、祭りを求めて、世界遺産を求めて…43ヵ国分の思い出をつらつら書いてます(*´ー`*)週末は都内をふらふらさんぽしてます♪どうぞよろしくお願いします(o^-^o)

ひとり旅をマズローのお話から勧めてみる


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初めてのひとり旅 (エイムック 4390)

初めてのひとり旅 (エイムック 4390)

  • 発売日: 2019/06/25
  • メディア: ムック
 

 

ひとりた
こんにちは。

2020年も後半に入りましたね。

今年はオリンピックもなくなり、外出を自粛しなければならなくなり、夏でもマスクが手放せない・・・楽しみがどんどん奪われているうちに、あっという間に2020年が過ぎていました。

 

そんな中、徐々にですが、ついに国内旅行から解禁される様子が見られていますね。

もう皆さんは旅、されましたか?

 

 

 

新たな「withコロナ」とされる時代に新たなライフスタイルが求められる中、新たな楽しみとして「ひとり旅」はいかがでしょうか。

 

誰かと出かける、おしゃべりを楽しむというこれまで普通にしていたことが、少し、気になる、周りの目も気になる、以前と同じ楽しみなのに少し不安なんかもあって、今までと使っていた時間は同じなのに、ちょっと勿体なかったりすることがあります。

 

自分だけの時間の使い方に幅あるとそれだけでもこれからの時代も楽しく過ごせるかなと。

そこで「ひとり旅」をおすすめしてみたいのです。

 

 

ひとり旅はハードルが高いと思われる方も多いのかなと思うので、今回はひとり旅の不安を取り除いて、ひとり旅してみよう!!と思ってもらえそうなお話を、ちょっと真面目な感じでしてみたいと思います。

 

 

ズバリ、キーワードは「欲求5段階説」。

 

ひとり旅を心配される方から伺うことの中に「さみしい」「話し相手がいない」というものがあります。

 

心配になる原因は、人間に備わる欲求に関連があると考えられます。

皆さんはマズローの欲求5段階説」をいうのをご存じでしょうか。

 

人間には欲求が5段階あるといわれています。一番土台となる「生理的欲求」、それが確保されると「安全欲求」が満たされることが必要となり、「社会的欲求」、「承認欲求」、「自己実現の欲求」と一段階の欲求が満たされると次のステップの欲求を満たしたくなるというものです。

 

「安全欲求」を満たして安心な旅にする

 

ひとり旅が心配になるのは欲求の土台となっている「生理的欲求」が満たされた上で、その次の「安全欲求」と、その次の「社会的欲求」が満たされないことへの不安なのではと推察されるのです。

 

ということは・・・この不安を取り除けばひとり旅への不安がなくなるのかなと思うのです。

 

旅に関して、「安全欲求」、つまり身体の安全や環境、金銭面での安定を指すのですが、これが満たされないというのはつまり、安全なエリアかどうかや、予算はどのくらいか、ケガ、体調を崩すリスクがあるか・・・などがわからない状態ということになります。

逆を言えば、これを解決すれば一つ安心してひとり旅ができることに繋がるのです。

 

つまり、肝心なのは下調べになります。安全なエリア、危険なエリアを調べること。その旅先はどういう病気になりやすいのか、海外なら予防接種や食べ物の注意を知ることも大切ですし、国内旅行でも気温や天候など体調に関連することを知ることも大切です。あとは交通費、行きたい美術館や遺跡などのチケット代、食事の予算を知る。これも安全欲求を満たす大切な作業となるのです。

 

この下調べ、今、このお話を読んで頂いている方の中には面倒・・・と思われる方もいるのではないでしょうか。ですが、旅に出ると決めたらぜひ、是非、この作業をしていただきたいのです。

なぜなら、これらの作業自体が安全欲求を満たす行動の一つとなるのです。つまり、やってみるとハマる、夢中になりやすい行動・・・なので案外、面倒とは思わないと思います。

 

「社会的欲求」はひとり旅でも満たされる

 

「安全欲求」への不安がクリアできると次の欲求への不安、「社会的欲求」が満たされないことに対しての対処が必要になります。

 

「社会的欲求」とは、集団に所属することで安心を得ることになるのですが、ひとり旅でこの欲求が満たされないとは、つまり、「ひとり旅」の文字通り、ひとりでどこにも所属しない時間が長時間あることへの不安と考えられるのです。

 

この欲求が阻害されることが安易に予想できることから、ひとり旅をすることが難しく思えるのです。

 

ですが、最近はインターネットやSNSにより、ひとり旅でも誰かと連絡ができ、何かしら発信をすると反応を受けられるようになりました。

 

恐らく、電車の移動では無意識にスマートフォンを見てしまうでしょうし、友人とSNSでのやり取りがあるでしょうし、もしかしたら、残念なことに職場から仕事の連絡も入ってしまうかもしれません。

 

それにより、ひとりでいるという感覚がしにくく、また、旅先での現地の人たちとのコミュニケーションも会話のツールの発達(それがなくても)により安易になり、ひとり旅だけれども結局ひとりでずっといることは難しかったりします。

 

その為、この社会的欲求も満たされやすくなりました。

ひとり旅によく出かける人たちは特に、ひとりで出掛けても、この社会的欲求が満たされることを繰り返し体験しています。

そして、その欲求が阻害される心配がないと体験を通して知っているからこそ、不安なく繰り返しひとり旅に出かけられるのです。(もちろん、一番の理由はただ、楽しいからですが。)

 

そして特にSNSなどの発信と応答の確認は、その次の段階の欲求、「承認欲求」をも満たします。これはひとり旅でも、みんなで行く旅でも、どの旅でも満たせるので、満足を感じることができるのです。

 

と、ここまでは、ひとり旅への不安を取り除く観点からお話ししました。

 

下調べによる安全の確保、そしてインターネットやSNS(もしかしたら、旅で出会ったお世話焼きおばちゃんとの会話とかも)による社会的欲求が満たされることが、ひとり旅への安心に繋がるかと思います。

 

ひとり旅だからこそ満たされる「自己実現の欲求」

 

では、不安がないから私たちはひとり旅を続けるのか、と言われるとその答えはノーとなります。

 

先ほどちらっと上の方の行で「(もちろん、一番の理由はただ、楽しいからですが。)」と書きましたが、その一言に尽きるのです。

 

楽しい理由には、見たことのない景色、食べたことのないもの、出会うこともなかったであろう人との出会い・・・があります。

それに加えて、先ほどの「欲求5段階説」に戻りますが、ひとり旅では最上階の欲求である、「自己実現の欲求」を案外容易に満たすことができるのです。

 

自己実現の欲求」とは「自分にしかできないことを実現したい」や、「理想に近づきたい」という欲求なのですが、これはこれまでの4つの欲求が満たされた上で、はじめて満たすことができる欲求なので、結構、日常生活の中では満たしにくいものです。

 

ひとり旅では、当然のことながら他に意見を出す人もいないので、行きたい場所、やりたいこと、食べたいものもすべて自分の好きにできるのです。否定されない。暴走し放題(笑)。「自己実現の欲求」が満たされる・・・なんて真面目に書いていますが、つまり、やりたい放題。それが「自己実現の欲求」です(?)。

 

自分が立てた旅の計画は、誰が真似できるものでもないし、自分の理想と他の人の理想、旅の目的などは皆それぞれ違います。すべてを自分メイドできる旅、そしてそれをすべて終えて旅から無事に帰って来られた時、「自己実現の欲求」が満たされるのがひとり旅の魅力なのかなと思います。そしてその達成感がまた次のひとり旅のきっかけの一つになる・・・。

 

そんなわけでいろいろ書きましたが、案外ひとり旅は出来てしまうものなのです。そして徐々に慣れてくると安全の確保のコツ、ひとりで楽しむ、ひとり旅でも結局誰かとコミュニケーションを取るコツをつかんでハードルが下がっていくのです。

 

最後に

 

楽しみへの制限が多い昨今、新たなライフスタイルが提唱される中の一つに「ひとり旅」も入れてみてはいかがでしょうか。

 

願わくば、ひとり旅沼にドップリ浸かって、抜け出せなくなる仲間ひとりでも多く増えますように・・・(笑)

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

手軽な日帰りのひとり旅のお話なんかも今後書いてみたいと思います。よかったらまた見に来てくださいね。


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ひとり旅日和 (角川書店単行本)

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できるだけがんばらないひとりたび

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スリランカひとり旅~シーギリアロック編~2019年12月


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ガールズハワイ (日テレbooks)

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ガールズソウル【通常版】 (日テレbooks)

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何年か前に、「世界弾丸トラベラー」という番組があったのを皆さん覚えていますか?

私はこの番組が大好きで、毎週欠かさず見ていました。

 

ある週、この番組のトラベラーは歌手のAIさんでした。

行先はスリランカ。妹の幸さんと一緒に姉妹旅を2週連続で放送していました。

 

AIさんのstoryの曲に合わせて、シーギリアロックの絶景と妹さんとの家族の絆が深いんだと思う話を二人がしていたのが印象的でした。

 

・・・んで。

 

あ、私もここ行きたい。

 

ってなって数年後。

 

来ちゃいましたよね。

年越しシーギリアロックだー!!って言って2019年末、仕事納めが終わったその足で空港へ。そして年を越す・・・。

 

夜間はシーギリアロックはしまっているので結果、12月31日と1月1日にシーギリアロックに通うっていう。

ホテルもシーギリアロック徒歩圏内にとって準備万端!な状態で挑みました。

 

ちなみに日本はこの時、冬で気温10度以下の日が続いていましたが、スリランカに冬とかないので、いきなり30度以上の気温に放り出されます。

 

その温度でシーギリアロックをよじ登る!!

 

過酷な(笑)旅でした。


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外国人には異様に高く設定されたチケットを買って、ガイドを申し出るお兄さんたちを振り切って、目の前に現れたのはガツンと巨大な岩山。

目の前に立つと、その迫力と圧がすごいんです。


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これからこれ、上るのかぁ・・・っていうのはワクワクと同時に体力の不安を覚えました。

 

汗だくになりながら、同じく汗だくで上る観光客やガイドさん、観光が終わって戻る道すがらすれ違う観光客、地元に人に励まされたり、励ましたりしながら、シーギリアロック上りをヒイヒイ言いながらも楽しんで上るのでした。

 

頂上に行く前には、シーギリアロックの見どころ、「シーギリアレディ」があります。

 

壁面に描かれた女性の絵画。なぜ?誰が?謎が残る遺跡です。

そういった謎の背景もあるのですが、汗だくになりながら上った時にはそんなんことは忘れていて、ただただ、シーギリアレディの絵の、その壁面の艶とか表情の美しさに目を奪われるのでした。

あーここ来てよかった・・・。と思う一瞬がありました。

 

残念ながら、現在は撮影が禁止なので、写真に残すことはできませんでしたが、だから余計に「写真撮らないと」とかの思考を挟むことなく絵を堪能できました。

脳みそ全部でシーギリアレディを堪能できる感じが気持ちよかったです。

 

もちろん、この後、写真が撮れなかった分はポストカードを購入して思い出を持ち帰りましたよ。

 

さて、そのシーギリアレディを楽しんだあとはさらにもうひと上り。


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いざシーギリアロックのてっぺんへ。

 

いよいよ汗だくが止まらない、私も周りの観光客の表情も死んでいる・・・みたいな道中で、生き生きしている勝ち組の地元民(笑)に励まされ、ようやく頂上に到着しました。

 

うぉーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

 

見晴らし!!!

 

やばいな!?見晴らし!!!!

 

語彙力を全力で失う景色が目の前にありました。


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ここにあったはずのお城はとうの昔になくなっていて、今は跡だけが残っています。


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だからこそ、ただただ、だだっ広い広場と眼下に広がる森、目線と同じ高さにある青空と太陽。

 

2019年、最後に見た太陽はそんな豪快な景色と共にありました。


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暑さで汗だく、疲労困憊、これから同じ道を降りなきゃいけない・・・とかは置いておくとして、来てよかった!!

だから旅は辞められない!ってなっちゃうんですよね。

 

 

今は旅が出来なかったり、普段の生活の中でも自由が奪われたり、つらい、悲しい、苛立つこともあったりする世の中ですが、こういう感動がまた出来たら、今度は同じ景色を見ても感動がまた違うのかなと思います。

 

そういうのを楽しみに、また旅ができることを信じて今は充電期間を楽しみたいと思うこの頃です。

いろいろな番組の再放送をやっている昨今、「世界弾丸トラベラー」、再放送してくれないかな・・・。

 

ガールズハワイ (日テレbooks)

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ブルネイひとり旅~放置国家なブルネイ編~2018年2月

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世界遺産検定3・4級公式過去問題集<2020年度版>

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今回は2018年、ブルネイを旅した時のお話をしたいと思います。

東南アジアを旅してあと2か国で制覇!という中で選んだ、ブルネイ

人口は約40万人ほどのイスラムの香りが強い国です。

 

東南アジアの中ではちょっと珍しく、経済的に豊かな国で、観光地は数えるほどですが、その中に7つ星ホテルがあったり(ホテルが観光地扱い・・・)します。

 

気温は東南アジアらしく高めで、2月に訪れた時も日中は32~3度はあり、とても暑かったです。

 

そのブルネイですが、徒歩圏内に見どころがいくつかあるので、観光の際は歩いて回ることも多かったです。

市場、公園、博物館、モスクなどが比較的近くにあり、歩いて移動ができるのですが、そこで驚いたことがありました。

 

歩いて回るのですが、案の定、道がわからないことも多くあり、スマホの地図だよりに歩いたりしていたのですが、お手上げ!!となる時ってありますよね。

私は海外で迷子になることが多々あるので、結構早めにあきらめて周りの人に道を聞くんですが・・・

 

なんとこの国、道を歩いている人が極端に少ないのです!

 

なぜ・・・。

迷っても道を聞くことができないではないか・・・。

 

その理由は、冒頭でもお話しした、このブルネイという国が経済的に豊かであることに起因していたのです。

 

暑い中、きれいに舗装された道路にはきれいな車がバンバン走っているのです。

気温32度の日差しが照った日中。自動車の所有率が高いこの国では、わざわざ暑い中、外に出て歩くなんてことはしないのです。

彼らは、エアコンの効いたきれいな車の中で快適に移動するのです。

 

なので・・・

 

誰も捕まらない!

そして暑い・・・。

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これまで旅してきた東南アジアはどこもかしこも人で溢れていましたし、日本人の私は恐らく良いカモに見えるのか、タクシーに乗らないか、何しに来たんだ、お土産買っていかないかと割と話しかけられることも多かったのです。

 

それなのにこの国は・・・日本人が珍しいなんてそぶりをちっとも見せないし、そもそもそんなそぶりを見せる人自体がいないのです。

 

なんだろう、私にだれか話しかけてくれーーーーー!!!!!

 

と謎の欲求にかられるくらい放置されます。

東南アジアが「どこでも日本人だからって構ってあげると思うなよ」と言っているのか。

洗礼なのか・・・。

とか、勝手に思うくらい放置されながら結局自力で目的地に辿り着けるくらいの放置されっぷりでした。

 

もちろん、そんなことを書きましたが、実際は、連日同じカフェに入ってお茶していれば「また来たのか」、「何人なんだ」「この国で観光なんて変わっているな」なんておしゃべりをしてくれますし、7つ星ホテルではフロントスタッフさんが頼んでもいないのにロビーで写真を撮ってくれたり(笑)、掃除中のお兄ちゃんがタクシー待ちの間には英語の練習を兼ねておしゃべりしてくれたりして、暖かい人たちがたくさんいる国です。

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写真は7つ星ホテル「エンパイアホテル」内装も外からビーチに向かう道もとてもキレイでした。 おしゃべりしたホテルスタッフさん曰く、割とリーズナブルらしい(?)のでいつか泊まってみたいと思います(笑)


 

土ぼこりと気温の高さで汗だくホコリまみれ・・・な東南アジアの国々

の後に体験する整備されたコンクリートの照り返しとこじゃれた車の通りすぎる姿と、予想外の放置感。

 

東南アジア、ここにきてまた侮れなさをもて来るとかニクイ・・・。

 

そんなトキメキを感じたブルネイだったのでした。

ちょっとしたアジア旅ででちょっと放置されてみたくなった方、ブルネイの旅行なんていかがでしょうか。

 

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ブルネイのマレー語 単語帳

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ギリシャひとり旅~アテネ~サントリーニ編~2017年12月


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白い建物に青い屋根と海・・・。そんな写真を見かけて行きたくなった今回の旅。
そうだ、ギリシャに行こう。
 
目指すのは写真で見た「サントリーニ島」です。
 
エーゲ海に浮かぶこのきれいな島は春から夏にかけて観光真っ盛り。夏の海と日差しに真っ白な家や教会と真っ青なその屋根が映えて何とも言えない美しさなのです。
 
・・・が、実際私が行ったのはそのシーズンと真逆の冬のサントリーニ。
 
ギリシャに行きたくなったのが秋口だったので・・・(笑)
 
さて、そんなわけで向かったサントリーニですが、まずは玄関口となるアテネへ。
夕方に到着したアテネだったのですが、日照時間が短く、気温も低くなったアテネは夕暮れから、それでもオープンカフェでお喋りしたりワインを楽しんだり・する人たちの姿や暖を取る為のガスストーブの明かりで華やいでいました。
 
翌日の早朝便でアテネからサントリーニへ飛び立つのでそれまでの間その景色の仲間に入りたくて、そそくさとホテルに荷物を預けてカフェ、レストラン、バルなどを巡ったのでした。
 
翌日のサントリーニへ行くのはヨーロッパでおなじみ、格安航空券で有名なRyan air。格安航空あるあるの早朝出発となるので、それに合わせて朝の4時からアテネの空港行きのバス停でバスを待ちます。
 
真っ暗な中、バスが到着したので、同じく早朝に出発する人たちと一緒にバスに乗り込みます。
到着したアテネの空港は早朝にもかかわらずたくさんの人で溢れていました。
 
そして向かったサントリーニ。
機内から見る景色は日が昇り、雨雲を背景に虹がかかる様子が見えました。

 


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・・・そう、雨雲です。
 
あいにくの土砂降りで、真っ先にこの地で購入したのは折りたたみ傘でした。
滞在時間も短いので晴れてくれることを切望しながら、到着したのは朝の8時。
これから向うのは、写真で見た景色がある「イア」という町です。
 
 
バスで1時間もしないうちにイアに到着しました。
海を目指して真っ白な壁の迷路のような街中を歩いていきます。
嬉しいことに徐々に雨が止んで、雲の色も明るくなってきました。
真っ白な壁と雲りのおかげでモノクロな景色を見ながら歩いているので、時々見かける、表札や花など色のついたものが恋しくなりながら歩き続けていくと、ついにその絶景が現れたのです。
 
白い建物に青い屋根と海・・・。この国に来ようと思ったきっかけの景色が目の前に広がっていました。
 
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オフシーズンということもあり、人もいない、音もしない中で広がる青と白だけの景色。目を奪われました。
ここに来るまで歩いた道のモノクロの景色から一気に色がついた世界に来たみたいな不思議な感覚でした。
 
この景色を見たのはたったの15分程度でしたが、これだけの為に来る価値はあったと思います。
 
 
 
この他にも教会や、オフシーズンでも空いているお店などを覗いたりして冬のサントリーニを後にしたのでした。
 
因みに、最後は奇跡的に晴れて、太陽とビールを楽しみながらのサントリーニ・・・なんて時間も過ごせたり。
魅力の詰まった場所でした。
 
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また行けたらいいなと思いますし、冬でもお勧めできる場所だなと思っています。
旅、出たくなりますね。
 
また次回もどこかの旅のお話をしたいと思います。

 

 

外出自粛に全力で取り組む【実践編】


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こんにちは。


先日ついに外出自粛を初めて体験しました。皆さん、どのように過ごしましたか?


さて、今回は前回のnote記事の続き、となる、自粛の時どのように過ごしたか・・・をお話したいと思います。
準備を頑張った、【準備編】もぜひご覧ください。

 


では、実際のお話を。

 

1.テーマの確認

 今回は「休んで吸収」をテーマにして過ごすことにしました。寝る、食べる、読む・・・自粛といってもまずは休日ですから、休日らしく・・・。ということでその辺を重点的に。

「休んで吸収」
・自然にが覚めるまで寝る
・焼きたてパンを食べる
・好きなコーヒーを飲む
・読みたかった本を読む
・ちょっと時間がかかるお酒のおつまみ作り

といった感じで実施しました。

 

2.自然に目がで覚めるまで寝る


結論から言います。
スマホの目覚ましを止めておくのを忘れました。
朝の6時。爆音に目が覚めました・・・。
あぁ。何てこと。

なので、二度寝をすることにしました。
あと5分・・・と迫られることのない二度寝、いいですね。
あー、目が覚めちゃったよ・・・とか思いながらお昼過ぎまで寝るくらい、がっつり寝てました。


あーすっきり。

 

3.焼きたてパンを食べる


 作るところから始めます。作ってくれるのはホームベーカリーなのですが、バターや小麦粉を計ったりして何かを作るって休みの日にしかできないですね。

 

 3時間くらいかかるのですが、軽量して材料をホームベーカリーに入れたらおしまいなので、生地をこねたり発酵させたりは機械にお任せ。私はその横で本読んだり、コーヒー飲んだり・・・

のんびりです。


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 時々、生地が混ぜられているのを覗くのが楽しかったです・・・。

 

4.好きなコーヒーを飲む


 旅行先で見つけてきたやつとかで豆のものをここぞとばかりに飲めるのも休みの日の贅沢でした。

 ミルでごりごり豆を挽いて飲む・・・平日には絶対にできないことだったので、豆挽いている間、ずーっと匂いをかいでました。

 いい匂いをかぎながらぼーっとできる時間って大事ですね。なかなか心地良かったです。

よく考えたら、休みの日に出かけたり何かしている時って頭は休めていないですもんね・・・。頭も休むの、大事・・・。

 

5.読みたかった本を読む


 今回呼んだのは「Hyugge」いう本でした。

 

  気になっていた本でもあるのですが、購入した一番の理由は、装丁がかわいかったから・・・w

 ものが少なくても、外でにぎやかなことをしなくても気持ちよく過ごせるアドバイスが読める本でした。気持ちの在り方とかもですが、実際にこういう過ごし方はどう?と提案があるのもよかった・・・次の引きこもりに向けての勉強になりました。

 

6.ちょっと時間がかかるお酒のおつまみ作り(3行クッキング)

 

 早い時間からお酒が飲めるのも引きこもりの醍醐味。で、おつまみは好きなものに完全に偏ったものを食べることにしました。

 


 ・味噌漬け豆腐

1.豆腐の水をきる
2.ラップに味噌と砂糖を混ぜたものを塗る
3.豆腐を包んで放置


・ひじきの生春巻き

1.余り物のひじき、水菜、キュウリ、買い置きしていたサラダチキンを適当に切る
2.生春巻きの皮に水をつける
3.巻く


・ゆで卵の浅漬け

1.卵をゆでる
2.皮をむく
3.浅漬けの素につける


などなど。


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 こうしてできたものとお酒をだらだら飲んで・・・いつの間にか休日は終わっていたのでした。

 

 割とあっという間に過ぎた外出自粛の休日。

 

 しっかり寝て、体を休めた後に、出来立てのいろいろなものを食べたり飲んだりして吸収。そしてしっかり寝たりぼーっとして休めた脳に新しい考えを吸収。

 

 贅沢に過ごせた休日となったのでした。

 

 まだまだ、外出などしにくい日が続くかもしれません。皆さんも体調にはお気をつけて快適なお家ライフを。

 

 

 

 

 

 

外出自粛に全力で挑んでみる【準備編】


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こんにちは。
コロナウィルスの影響で外出自粛となってしまった地域に住んでいます。

 

さて、外出自粛。
なにをしよう…


全力で週末を楽しむための準備の防備録をしてみました。

 


【休みのテーマ】

 

週末は2日あります。スーパーは大行列で準備も大変そう…どうにか家にあるもので済ませたい…悩むので、まず、

どう過ごしたいかテーマを決める。
本をひたすら読む日?
撮り貯めしたテレビを見る?
勉強?
手間のかかる料理をつくる?
大掃除?
ひたすら寝る?

私はこの休みのテーマを


「休んで吸収」
としてみました。

1.ひたすら寝る
2.起きたら読めていない本を読む
3.平日だと作れない料理を作る

体をしっかり休めて、食べ物と知識と楽しさの吸収をするぞ…!と。
そうすると準備がスムーズになりました。

 

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【書き出す】


テーマに合わせて過ごすために必要なものを揃えねば…!なので、1日をシュミレーションしながら必要なものを書き出します

1.ひたすら寝る

快適に寝たい。
目が覚めるまで10時間でも寝てやる…!!
という強い意思(?)で睡眠に挑みます(笑)
必要なのは

・着心地のいいパジャマ
・ふかふかのベッド、枕
・肌触りのいい毛布
・光をしっかり遮断
・アロマとかよさそう
スマホの目覚ましに起こされない

…などなど。欲望のままに書き出します。

2.読めていない本を読む

本はあるので環境を整えたい。カフェっぽい感じの本が読める空間を作りたい…なのでカフェっぽくなりそうなもの書き出してみました。

・コーヒー
・テーブルと椅子の場所移動 窓際とか…
・つまめるお菓子
・ブランケット
・花
・ちょっとビールも飲みたいかな…


3.平日だと作れない料理を作る

食べたいものと家の食材を思い出します…
・パン?
・煮込み?
・漬け込む系のやつ?
……


小麦粉、オーブン使う系のやつが私は手間と思っているのと、夜にはお酒も飲みたいので

・パンを焼く
・時間のかかる、おつまみ作り

としました。

さて、そうして過ごし方、必要なものリストが固まってきました。

・朝、目が覚めるまで起きない
・起きたら朝?昼?ご飯たべる
・ひたすら読書、コーヒータイム
・夕方ちょっと前から料理を始める
・夕飯軽めにしてお酒とおつまみでだらだらする

家になくて、週末用に欲しいものは…

・かなり前から欲しかったパジャマ
・パン用のスキムミルク
・豆腐(味噌漬け豆腐作りたい!)
・チーズ(これがあればビールもワインもいける)

くらい。
まぁ、全部なくても過ごせるんですよね…

よく思い出したら食材は案外、家にありました。缶詰とか小麦粉とか…思い出すのって大事ですね。
そういうお家も結構あるのではないでしょうか。

パジャマは、気分を盛り上げる特別出費枠です。
欲しかったのがあって…!これでだらだらするの最高だろうなぁ…!と。

 

 

 

【買い出し】

 

さて、いざ買い物です。
とはいっても今はコロナウィルス感染の蔓延防止で頑張っている真っ最中です。
行列のお店にわざわざ行くのも感染が気になります。

…というより、大した量買い物が有る訳でもないのに、何十分も並ぶのなんて面倒くさい…!!というのが本音ですが。

並んでないお店で必要なものをさっさと買って帰りたい。
出来れば帰り道のルートから外れないコースで買い物を終わらせたい…

ということで、狙ったのが昼休みでした。
ランチを早めに切り上げ、同じビルで買い物を済ませる!!
昼休みのランチ後に皆が「コーヒー買っていくねー」って言う中、「私、週末用のパジャマ買ってくるー!」って言うのなかなかシュールでした(笑)

で、スキムミルク、豆腐、チーズですが、これ、コンビニでありました。
スキムミルクまで置いてあるっていうコンビニのポテンシャル、熱いですね…!!

 

 

 

天然酵母パン 12個セット

天然酵母パン 12個セット

  • メディア: その他
 

 

 

【もうちょい準備】


仕込みです。
週末に向けての更なる準備
・パジャマ、シーツ類を柔軟剤でいい匂い&ふかふかにする
・掃除
・テーブル、椅子の配置替え
・本を読む順番決め
・ビール、他を冷やす

準備からすでに楽しい&ちょっと忙しいわけです。

 

 

睡眠こそ最強の解決策である

睡眠こそ最強の解決策である

 


自粛にちょっとわくわくするのは不謹慎ですが…家で引きこもる準備は案外楽しいものになったのでした。


冒頭では「全力で週末を楽しむ」なんて書きましたが…「全力で家でだらだら」する為の準備でしたね。

さて、そんなわけで翌日からの外出自粛生活…どう過ごしたかはまた書いてみたいと思います。

 

皆様も体調にはお気をつけてよい週末を。

 

 

 

どこまで美しく


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お久しぶりです。

旅から帰って来た矢先だったのですが、コロナウィルスで持ちきりな昨今ですね。


私もコロナに関する情報を求めて、ニュースサイトなどを見る機会が増えました。


ネットのニュースって、見ていると必ず広告の画面が色々なところにちょこちょこ現れるんですよね。

そんな中で、はっとさせられる広告がありました。

 

 

「人はどこまで美しくなるのだろう」

 


ぐさっと刺さりました。
確か、化粧品会社の広告だったと思います。


マスクの買い占め、ドラッグストアーでの殴り合い、トイレットペーパーの高額転売。

かと思えば世界ではアジア人が差別され、差別されたアジア人が欧米人の悪口を言い返し…

 

 

未知の状況に瀕した時に現れる本音、本性みたいなものがまさに今、暴露されているのかなと思うのです。

 

 

そんな状況の中で「美しさ」を問われたような気がしました。
どこまで美しくなれるのか。
私たちの美しさという名の「強さ」が試されているのかもしれないなぁ

 

…なんてニュースのすみっこから感銘を受けたのでした。

 

皆様もお体にはお気をつけて。