チュニジアひとり旅~バス停探しとスース!編~2018年4月
こんにちは。
今回は前回のエルジェムの闘技場見学から北に50㎞ほど行った旧市街、スースへの道中のお話をしたいと思います。
スースはチュニジアの首都チュニスからでも電車で2時間くらいの場所にあるので日帰り観光も可能なところです。
エルジェムからも電車で30分ほどですが、電車の時間が合わず今回はバスでの移動を試してみることにしました。
ですが・・・見つからない。
地図上のバス停の近辺を行ったり来たり。
歩いている人に聞くとなんか違う大通りに出たりとほぼ迷子。
これなら電車で戻った方がよかったのでは・・・と後悔するくらい歩き回ること30分。
ホントは5分くらいでバス停に行ける予定でした。
ちょこちょこ気になる店があるのが困る…(笑)。
で、ようやく見つけたバス停は・・・。
壁に覆われた小さな駐車場。
壁に隠れていてわからなかった・・・。
こんな感じのとこの先にバス停が。何度も通り過ぎていました。
バス停だと気づいた理由は地名を大声で叫ぶ人がたくさんいたこと。
アジアもアフリカも乗り合いバスは行先を叫んでできるだけたくさん載せて出発したい・・・と共通点を学びました。
で、私の行先「スース!!」と叫んでいる人がいたので、バス停発見。
そのままバスに乗ることが出来ました。
この時の会話が今でも覚えている程ひどかった。
呼び込み「スース!!」
私「スース?」
呼び込み「スース!スース!!」
呼び込みワゴンを指さして「スース!」
私もワゴンを指さして「スース?」
呼び込み「スース!スース!!」
多分お互いに途中からわかっててやってました。
確信犯。
それでも、もはや「OK?」とか「HOW MUCH?」的な会話もなく・・・ スースだけで会話が成り立たせてしまいました・・・。
呼び込みのお兄さん、ノリがいい人でした(笑)
バスですが、出発時間は不明。
ある程度人が乗ってから出発なので、のんびり待つことにしました。
ぼちぼち人が乗り込み、30分ほどして車が出発。
誰も英語が喋れない車内なのにガイドブックの写真でコミュニケーションが成り立つ珍風景が車内で繰り広げられていました。
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景色とか地図を見せると出身地がここだよーとか、食べ物の写真ではこれが美味しい・・・とか。
楽しい時間でした。
あっという間にスースへ到着。
再び運転手さんたちと
「スース!」
「スース?」
「スーススース!!」
みたいなやり取りをしておきました。
もう絶対確信犯。
最後にありがとうを「thank you!」ではなく「スース!!」といって立ち去らなかったことが今でも悔やまれる・・・。
きっとお兄さんをがっかりさせたに違いない・・・。
さて、スース、スース書きすぎてわけわからなくなりそうなので、実際のうわさのスースのお話はまた次回にしたいと思います。
それではまた。
スース!
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