香港ひとり旅～謎の厄除け編～2017年11月

D09 地球の歩き方 香港 マカオ シンセン 2018~2019 (地球の歩き方 D 9)

anan特別編集　休日、香港 アンアン特別編集

ソロタビ 香港

こんにちは。

今回は香港のマニアックな伝統文化を体験のお話をしたいと思います。

香港に行かれる方も多いと思うのですが、高架下などでおばちゃんが火を焚いたり、怒りながら何かを叩きつけていたりする姿を見かけたことはありませんか？

 

香港の過激派・・・ではなく、あれ、れっきとしたお仕事なのです。

しかも無形文化遺産・・・！！

香港の厄払いで、打小人（ダーシュウヤン??←ちょっと曖昧・・・）という名前です。

簡単に説明すると、

紙に嫌なもの、人、事柄なんかを書いて、その紙をおばちゃんが火をつけたり叩きつけたりすることで嫌なもろもろから私たちを遠ざけてくれる・・・というものだそうです。 

この世界で死ぬまでにしたいこと2000(ライツ社)

人の名前なんかを書くとめちゃめちゃ呪い感がでてきますね・・・。

 

覗いていたらやっていきなよ！と声をかけて貰えたので、やってみました。

取り敢えず、人の名前は書きませんでしたよ（笑）

書いて面白そうなものが思いつかなかったので「病気・けが」と書いて、それを遠ざけてもらうことにしました。

まずは紙に嫌なものを書きます。

拝神婆（バイサンポー）と呼ばれるおばちゃんがお祈りを始めます。

たぶん、「〇〇（名前）にとりついてる悪い奴め～、どこかへ行け～」的なことを言っている・・・ような感じでした。

で、紙をスリッパ（！）でめっちゃ叩きつける。

紙がびりびりになっても叩きつける。

もうおばちゃんのストレスどんだけ溜まってたの？って心配になるくらい、怒鳴りながら叩きつける。

おそらく所見だとドン引きするくらいの発狂ぶりです。

通りがかりの香港の人たちからもちょっと振り向かれるくらいの勢い（笑）

で、何かお祈りを言ったのを復唱させられて、よれよれになった紙と虎の絵が書いてあるに火をつけます。

で、また叩きつける。

これでもかと叩きつける。

燃えた紙片がちょっと飛んで行ったりするとそれも追っかけて叩きつける。

・・・火事は困りますからね（笑）

この姿を見るだけでストレス発散になりそう・・・。

で、燃えカスが吹き飛んだところで終了です。

20HKドルほどお支払いしておしまい。

さて、その効果の程ですが、旅からお腹も壊さず、けがもせず無事に帰ってこられたので効果あり・・・（笑）ということで。

ちょっとした文化体験に刺激的な厄除け、いかがでしょうか。

因みに場所ですが、何か所かでやっているようです。私はMTR銅鑼湾（コーズウェイベイ）駅の近くの高架下で見つけてやってみましたよ。

そんな香港の旅でした。

それではまた。 

るるぶ香港 マカオ’19 (るるぶ情報版(海外))

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